世界一流エンジニアの思考法は日本人のワーカー、特に管理職!は読むべき本!

どうも2ポリゴンです。

AmazonKindleで読んだ「世界一流エンジニアの思考法」があまりにも衝撃的すぎて、日本社会の働き方がこうなればいいなと強く思ったので、紹介させていただきます。

正直30代の自分の働き方が今のままでいいのかなと、悩んでいましたが、この本を読んで心が軽くなりました。

そして何より、自分から行動してチャレンジし、自己実現をすべきだと強く感じることができました。

こんな考え方ができる人で溢れる職場となれば、きっと仕事に行くのも楽しくて、プライベートも充実して、いわゆる「幸せ」な人生を皆送れるでしょう。

特に、マネージメントをする管理職や上司は読むべき!
日本の必修本とすべきですね。

筆者:牛尾 剛さん

この本は、現在マイクロソフト社で働く、筆者(牛尾剛さん)が、アメリカでシステムエンジニアとして、働く中での学びを体験を通じて、書いてくれています。

筆者は、大人になってからADHDと診断され、自分の不器用さや記憶力の低さなど、自分が他者より劣る部分に悩める、いわば普通の人よりも弱い(言い方が良くないが・・・)方でした。

彼の夢は、プログラマになることでしたが、そんな彼の才能を活かせるのは、人を動かす仕事でした。

ですが、彼なりの努力を重ねて44歳でマイクロソフトに転職し、アメリカでクラウドエンジニアとして働かれています。

この本は努力とか才能とかを言いたいんじゃない

こう見ると、筆者が単純に努力の才能があり、熱い情熱を持って、自己実現した成功者の体験談じゃねぇかと思いがちですが、これは、そこらへんの自己啓発本とは違うんです。

マイクロソフト社に入社した後に一緒に働いた同僚や、上司の働き方やマインドでどれほどの生産性があがるかを、教えてくれる本です。

じゃあそのマイクロソフト社のプログラマ達が一流で天才なんじゃねぇか!

と野次を飛ばしたい気持ちはわかりますが、筆者曰く、彼らは、著しく頭の回転が速いわけでも、天才的記憶力があるわけでもないのです。

「思考法」によって、高い生産性を担保しており、彼らの働き方を学んだことで、筆者は人生が変わるほど、仕事スタイルを変え、高い生産性を誇るようになったんです。

仕事をすすめる上での「思考法」を取り入れるだけで、自分がやる仕事の効率と質を高められるのだ。

ただ、一流のエンジニアが持った「思考法」を実現するだけでいいんです。

エンジニアの価値

僕はエンジニアではないですが、エンジニアになりたいと夢見て、勉強をしている人間です。

常々仕事をして、周りを見ていると、みんなエンジニアとしての思考を学んだ方がいいのではないかと思うことがよくあります。

それは、業務の効率化もそうですし、意味のないところで議論を重ねて生産性がないことをしている場面にもよく出会します。

例えば、この文章表現はこうだ〜とか、どうでもいい・・・好みやん!

僕は、プログラムを書くのが好きです。

なぜならばゴールが一つだからです。

何かこういう処理をしたいとなったときに、そこに行きつく過程は色々あるけど辿り着くゴールは必ず同じになるからです。

答えを明確に出せる仕事こそ価値があるように思うんです。

だから、エンジニアの考え方を取り入れるともっと日本の生産性があがるんじゃないかと常々思っており、この本はだからこそ、それこそ企業や組織の中心にいる人には是非読んでほしいものになってます。

次からは特に印象に残った「思考法」を紹介していく。

Be Lazy(怠惰であれ)というマインドセット

これは、「より少ない時間で価値を最大化するという考え方」です。

以下が、Be Lazyを達成するための習慣です。

  • 望んでいる結果を達成するために、最低限の努力をする。
  • 不必要なものや付加価値のない仕事をなくす。
  • 簡潔さを目指す。
  • 優先順位をつける。
  • 時間や費やした努力より、アウトプットと生産性に重点を置く。
  • 長時間労働しないように推奨する。
  • 会議は会議の時間内で効率的かつ生産的に価値を提供する。

結構当たり前だと思うかもしれないが、一流の海外のメンバーであれば、日本の考え方と大きく異なる。

優先順位を例にとれば、日本人であれば、優先順位をつけて先に取り組むが余裕があれば、残りも取り組む。

ただし、海外は、最初の1個をピックアップしたら他はやらない。その一つにフォーカスする。

「2ー8の法則」で20%の仕事が80%の価値を生む。

つまり、残り80%を捨てて、20%の仕事をしていくことで、少ない労力で生産性の高い仕事をした方が効率的だよねというのが、海外スタイル!

日本はそうはいかない!つか多分普通の職員はそう思っているが、組織風土と上の管理職がそうはさせてくれない!

その仕事意味ある!?って思うことを強制して、長時間労働の要因となり、疲弊していく。

この考え方があれば、価値の低い仕事を捨てることで、無理ない範囲で高い生産性を誇れるのである。

一流エンジニアはいかにやることを減らすかに頭を使っているみたいです。

「減らすこと」自体に価値があるのです。

自己組織チームをいかに導入するか

働く人間の裁量権を大きくする必要がある。

日本の場合は、プレイヤーがいてその上にマネジメントする人がいます。

プレイヤーは少ない裁量権を持ち、何かするにも上の許可が入ります。

上下関係が発生することで、指示待ちが発生したりします。

チーム内では、スキルや経験に関係なく、全員が同じ責任を持っているフラットな関係性が望ましいです。

職員一人一人が主体性を持って働くことで、全体の価値は著しく向上します。

現場を知らない管理職が、決定権を持っているという文化自体が時代遅れに思います。

移り変わりが速く迅速に対応していかなければならない、このご時世、現場に裁量権があり、チームが自ら判断していけば、新しいチャレンジが活発化され、新たな価値が生まれます。

「思考法」を取り入れた企業で日本人はもっと豊かに

この本を読んで感じたのは、海外のチームメンバーが楽しそうに仕事をして、仕事をすることを幸せと捉えていることです。

周りの日本人に聞いてみてください。

仕事をして幸せと言っている人間はどれくらいいますか?

死んだ顔して、通勤してませんか?

働き方や、マインドが日本は変わっていかず、勤勉なままなので、楽しんで働くということができないのではないでしょうか?

指示されてやる仕事にモチベーションを感じることはできません。

日本は衰退していると言ってもいいでしょう。

苦しく効率的な価値を提供できない仕事の仕方をしている日本と、個人個人が楽しんで少ない労力で大きな価値を創出する海外では、どんどん差が開いていきます。

海外の働き方を取り入れて、日本は変わる転換期にあると思います。

多くの日本人がこの本を読み、働き方を変える一助となれば幸いです。

まとめ

ネタバレになってしまうと、本を読む価値がなくなるので、極々一部のみ紹介しましたが、本当に価値があり、自分のライフスタイルおよびワークスタイルを変えるキッカケになった本です。

古臭い体質の仕事をしているのですが、この本をきっかけに転職活動を始めました。

自己実現を図るために、少しでもよりよい人生とするために、自分が納得のいく、楽しめる仕事を見つけたいと思います。

この本はKindle Unlimitedに加入すれば、課金なしで読むことができます。

この本以外にもたくさんの学びに繋がる本と出会えますので、是非加入してみてください。

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